国家資格の試験問題を
作る人はどのような人
なのでしょうか。
年によって難易度が異なるため、
疑問を持ったことがあります。
国家資格という名前から分かるように、
試験問題を作る委員会が作られます。
保育士なら保育士試験委員会、
看護師なら看護師試験委員会などです。
国家資格ごとにあります。
主に局長から妥当な人物に任命書が出て
試験を作る担当になるようです。
問題を作る人は、国家資格を持っていて
経験や知識が豊富な人が多いようです。
定年を迎えている人や関係団体の役員に
も辞令が届きます。
また大学や大学院で
専門に研究している人も該当します。
立場は「みなし公務員」となり、
守秘義務が生じてきます。
つまり問題に関する
情報を外部に漏らすと逮捕されます。
問題作成者は毎年変わるため
国家資格の難易度は変わってきます。
センター試験のように
得点調整はない場合が多いため
対策が難しいと言えます。
公務員という名前から、給料が出るのか
と思われますが、謝金が少し出るだけで
給料は出ません。
あくまでも一時的に任命されただけ
なので、雇われるとは違ってきます。
しかし、任命されるということは
経験や知識が認められたということ
なので、うれしいと感じる人が多い
ようです。