国家資格は国からに
免許ではないかと
思う人がいますが、
免許とは異なります。
例えば、宅地建物取引主任者の国家資格は
建物や土地の取引に関する説明や
書類に記載する人です。取引はできません。
そのため免許ではありません。
取引をする人は国家資格とは
別に研修を受けて、
取引を行える資格を
国から認められることになります。
また介護福祉士や保育士などの
国家資格では、証書がもらえますが
独占業務ではないため
資格を持っていない人でも同じような仕事が
できます。
施設における人員配置の問題や
給与体系に関わってくるといえます。
さらに賃金業務取扱主任者の資格では
資格の証書もないです。
合格通知のみです。
このように、国家資格は
免許と同義とは言えません。
ただし、普通車を始めとする各自動車の免許、
危険物取扱は免許証や免状を発行しています。
国家資格を保持している人のみ行える
業務があるため、免許という形になります。
国から認められているため、
法的責任も生じてきます。
国家資格だけでなく、民間資格や公的資格
にも当てはまりますので
言葉の使い方の問題と言えます。
免許が当たるとどうしても恰好が良いとか
特別な感じがするとかありますが
国家資格には当てはまらないことを
よく知る必要があります。