犯罪行為を犯して刑に服した人でも
国家資格を取得しようとする人はいます。
更生し、新しく仕事をしようとする時
国家資格取得も選択肢となります。
しかし、前科があっても
国家資格は取得できるのか
どうか気になるところです。
実際の所は、
国家資格ごとに異なってきます。
受験資格に詳しく書いてあるため、
よく確認するようにします。
例えば、公務員は厳しく、
執行猶予中でも禁固刑と同じように
欠格事由になります。
どの職種でも同様です。
また、金融に関する仕事や警備会社も
厳しいため、関連する資格を取得しても
仕事に就ける可能性は低いです。
介護福祉士や保育士など、執行猶予が
終了した後に試験を受けることができる
国家資格もあります。
また、犯罪を犯してしまった人のために
国家資格である美容師や理容師を
取得させている刑務所もあります。
身近な資格である運転免許も、
前科があるからと言ってできない
ということはありません。
このように、国家資格といっても
取得できるものと難しいものがあります。
また国家資格を取得しても
その後の就職が難しい場合もあります。
せっかく資格を取得しても
活かせないとなると辛い所です。
資格取得と就職をセットにして考えて
いくのが良いでしょう。